特定非営利法人東京都港区中小企業経営支援協会NPOみなと経営支援


●2012年3月「儲ける仕組み オプションとカスタマイズ」

●2012年3月「儲ける仕組み オプションとカスタマイズ」

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2012年3月「儲ける仕組み オプションとカスタマイズ」

中小企業診断士 山岡 雄己

メールはyamaoka@prop-fc.comまで願います。


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製造業に限らず企業が提供する商品あるいはサービスの設計の基本として、オプションとカスタマイズをどのように取り込むのか、ということが大切になります。商品やサービスにはベースとなる機能があり、それにオプションとカスタマイズをどう組み合わせるかで付加価値が決まってくるのです。

オプションはベースに付け加えるもの、カスタマイズはベース自体を変更するものです。

製造業の世界では、オプションはモジュール志向、カスタマイズはインテグラル志向と言うこともできます。

モジュールの利便性としては、共有の部品=モジュールを使うことによる外部性の発揮が挙げられます。しかしそれゆえに商品はコモディティー化しがちです。

PCの組み立て=アッセンブリは基本的な市販のパーツを組み合わせることで可能なためコモディティー化してしまい、儲からなくなったのでIBMはアッセンブリから撤退してしまいました。

インテグラルは製品の各々のパーツがお互いに緊密に関連し合っていて、また外部から分かりにくい設計になっています。製品の小型化や高機能化をするにはインテグラル型設計が相応しいです。

しかし、その分高コストであったり、ニーズを見失ってオーバースペック化したりする恐れもありますので注意が必要です。他社機材との互換性の低いApple社の製品は、基本的にはインテグラル志向と言えます。

それでは日常的な例として、ラーメン屋さんのメニュー設計を考えてみましょう。
何もない普通の醤油味のラーメンはベースです。それに野菜やチャーシューをトッピングするのはオプションです。麺のゆで加減を変えたり、味を濃い目にしたり脂多めにしたりするのはカスタマイズです。もっと手の込んだカスタマイズは、たとえば自家製麺の店の麺の形状をお客様のオーダーによって変更する、といったことも考えられます。

オプションは手軽に付加価値を付けられますが、利益率はそれなりです。
カスタマイズは手間がかかりますがその分利益率は高いといえます。
そしてなにより重要なのは、ベースの商品・サービス自体にどれくらいの魅力があるか、ということです。

いくらトッピングのチャーシューがおいしくても、ベースのラーメンがいまいちではダメですよね。

以上のようなことを踏まえて、自分の提供する商品・サービスの、ベース・オプション・カスタマイズについて設計してみましょう。

中小企業診断士 山岡 雄己

メールはyamaoka@prop-fc.comまで願います。


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