特定非営利法人東京都港区中小企業経営支援協会NPOみなと経営支援


●2009年12月「 読み 書き ソロバン 」 本当の意味

●2009年12月「 読み 書き ソロバン 」 本当の意味

■経営お役立ち情報  ビジネスヒント情報―――――――――――――――■

「 読み 書き ソロバン 」 本当の意味

中小企業診断士 渡邉 勲       
Mail to:watanabe-bsl@nifty.com
ホームページ:■ホームページへリンクへ

■――――――――――――――――――― NPOみなと経営支援協会−■

読み書きソロバン、という言葉は、皆さんご存じですよね。

この3つは、教育の根本を成すもの、といわれていますが、皆さんは、この3つの意味を、きちんと理解し説明できますか?

 読むとは?
 書くとは?
 ソロバンとは?

「文字通りの意味」と思う方が多いと思われます。私自身、それくらいにしか思っていませんでした。

読み 書き ソロバンとは、文字や漢字の読み方や書き方、教科書の朗読、十進法の計算の仕方、算数ドリル、などです。

しかし、もっともっと深い意味があるというのです。驚きました。私に届いたメルマガに、以下のようなことが書いてありましたのでご紹介します。ぜひ身につけましょう。

・ 「読む」とは
相手の伝えたいことを正確に読み取ること

・ 「書く」とは
自分の伝えたいことを正確に表現すること

・ 「ソロバン」とは
数字をきちんと把握し、正確な答えを出すこと

ということなのです。

これを読んで 「当たり前だろ」 という人もいるかも知れませんが、そこまでは考えていませんでした。

あなたは、読み書きソロバンが本当に出来ているのですか、と、面と向かって問われたら、果たして胸を張ってYESと答えることが出来るでしょうか。

私自身も含め、読み 書き ソロバンをここまで理解し本当に出来ている人はほとんどいないように見受けます。そして、その出来ていないということをほとんど自覚していないのではないでしょうか。いかがですか。

では、本当に読み 書き ソロバンが出来るようになるためには、一体どうしたら良いのでしょうか。どうしたらこの3つの能力を高めていくことが出来るのでしょうか。

では、ちょっと試しにやってみてください。

あなたは、家を引っ越し、友人や知人をお招きすることになりました。はじめて来るお客様に、あなたの家までの地図を描いてあげることにしました。正確に伝えることを念頭に、誰にでも分かるように描いてください。電車で来られる方と車で来られる方がいます。

さて、地図は描けましたか。

では、その地図を見ながら、次の質問に対して、YESと答えられるかチェックしてみて下さい。

1.目的地がわかりやすく書かれていますか
どこにたどり着けばいいかが分からないと地図の役目は果たせません。まず、パッと見て、すぐに目的地(自宅)がはっきりとわかりやすく書いてありますか?

2.現在地がわかりやすく書かれていますか
また、どこに行けばいいかが分かったとしても、今自分がどこにいるのかが分かっていないと、目的地までのルートを見つけることが出来ません。今自分がいる場所(最寄りの駅とかインターチェンジ)が、明確に分かるように書かれていますか?

3.目的地までのルートが、きちんと描かれていますか
現在地から目的地までが一本道なら、わざわざルートを書かなくても良いかもしれませんが、何本もの道があるのでしたら、どこを通っていけばたどり着けるか、筋道をわかりやすく明示してありますか?

4.途中でルートを確認できる目印が書かれていますか
曲がり角など、ポイントになる箇所(通過点)に、そこで右折するか左折するか分かるように、目印となるお店や建物などが書き込んでありますか?
 また、一本道が長く続く場合でも、間違った道を歩いていないという事を分かって安心してもらうためにも、途中の目印が書き込んでありますね?

5.縮尺が書かれていますか
勝手知ったるあなたならいざ知らず、まったく知らない人 には、ここからここまで何分とか、次の曲がり角まで何メートルまたは何分歩くのかと言ったように、時間の手がかりになる目安が示されていますか?
そういう情報を地図を見る人に伝えるのはとても重要です。

6.方位が書かれていますか
実際の町中ではどちらの方向に向かえばいいか、地図があっても分からなくなることが、方向音痴の人にはよくあります。その時、方位が乗っていると、おおよその方向が分かります。方位が書いてありますか?
相対的な位置関係ではなく絶対的な位置関係も分かるように、東西南北を示す方位を書くことも重要な事です。

いかがでしたか。あなたの地図には、見知らぬ他人にも分かるような必要なことがどのくらい書き込まれていましたか?
 
ここで、この地図の書き方には、仕事をしていくにあたってのコミュニケーションのあり方とまったく同じことだ気づかれたと思います。そうなんです。驚きですよね。

1.ゴール(目標・ビジョン)を示さないと
どこに向かって仕事をするのか分からない

2.現在地(現状)が分からないと
何から始めればいいか分からない

3.ゴールへのルート(理念、方針)が分からなければ
仕事の段取りがとれない

4.途中途中のマイルストーン(通過点)がないと
正しく仕事が進んでいるか分からず混乱してしまう

5.仕事のボリューム(数値)や期間がはっきりしないと
どこまでやれば良いのか分からず、不安になってしまう

6.理念、ビジョン、方針がないと
ときとしてあらぬ方向へと向かってしまうことにもなりかねない

こういうことなんですよね。
上手く仕事をやっていくために必要なことと、ほとんど一緒なのです。

これが、読み 書き そろばんの本当の意味というのです。

特に、経営者やリーダーとなどと名のつく立場にある人にとっては、この考え方はとても重要なのです。この6項目に、自分の仕事を照らし合わせて使いこなすようにしましょう。

読み 書き そろばんとは、他人が分かる地図を描くということであり、すごい深い意味を持っていたのです。

いいかえれば、目的地へたどり着く(目標達成)ためのナビゲーターなのです。

ぜひ皆さんも、再認識してください。学んで知ってる知識は、知恵として使いこなしていきましょう。

中小企業診断士は、中小企業経営者の悩み事を解決する方向付けをしてくれるナビゲーターです。大いに利用してください。

(今回の内容は以下の2つのメルマガから許可を得て引用アレンジしました)
ホームページ:■ホームページへリンクへ
ホームページ:■ホームページへリンクへ

中小企業診断士 渡邉 勲
Mail to:watanabe-bsl@nifty.com」
ホームページ:■ホームページへリンクへ


お役立ち情報目次へ

homeご挨拶npoみなと経営支援について会員紹介コンサルティング事業新着情報定例会報告お役立ち情報(コラム)サイトマップお問い合わせリンク